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保護・医療措置
メロードッグレスキューでは主に関東圏の保健所に収容される、成犬の野犬を保護しています。「野犬(やけん)」とは、人里離れた場所で自活している犬たちのことで、人馴れしておらず、一般譲渡することが難しいため殺処分対象となりやすいのです。
2021年より茨城県動物指導センターの登録ボランティア団体となり、主に関東圏の保健所収容犬の引き出しの他、多頭飼育崩壊やパピーミル閉業など、緊急性の高い現場からのレスキューや、シニア・持病・問題行動などの理由から譲渡の難しい犬の終生保護を行うこともあります。
受け入れた犬たちは、できるだけすぐに協力動物病院にて診察を行い、必要な初期医療を施します。
・避妊去勢手術
・マイクロチップ挿入
・血液検査
・便検査
・フィラリア検査
・狂犬病予防接種
・混合ワクチン接種
・フィラリア・ノミダニ予防薬の投与
・皮膚状態に合わせた薬浴
・療法食の処方や手作り食の対応
また、病気や怪我については獣医師の指導のもと、犬の痛み、かゆみ、不快感を取り除くための根本的な治療を直ちに開始します。治療すれば完治するにも関わらず、ネグレクト(放置)されてきた犬がほとんどです。
環境の変化や恐怖でストレスを感じている犬たちが、一刻も早く心身ともに健康に戻れるよう努めています。
医療措置
必要な治療や手術などは犬によってさまざまです。協力病院と相談して決定します。
温灸・フィジオセラピー
できる限り痛みや苦痛を取り除き、穏やかに過ごせるよう最善を尽くしています。
薬浴・シャンプー
皮膚状態の悪い子は、薬浴や薬用シャンプーでも治療を開始します。
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